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【共栄火災海上保険】据置:A /安定的,J 1 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 18d0099

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Academic year: 2018

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https://www.jcr.co.jp/

1 8 - D- 0 0 9 9

2 0 1 8 年 4 月 2 5 日 株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

共栄火災海上保険株式会社

(証券コード:-)

【据置】

長期発行体格付 A+

格付の見通し 安定的

保険金支払能力格付 A+

格付の見通し 安定的

国内CP格付 J-1+

■格付事由

(1) 全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)が約74%を出資する同会の連結子会社。JA共済連をはじめ、

信用金庫・信用組合、生活協同組合などの協同組合、協同組織諸団体と資本や人材面、営業面におけるつ

ながりが強く、堅固な事業基盤を有する。また、JA 共済連による代理・代行が段階的に実施されるなど、

JA 共済連との一体的な事業運営が進められている。当社の格付は、保険本業の収益性や財務の健全性な

どを踏まえた単体の評価に加えて、JA共済連の信用力を織り込んでいる。

(2) 当社が中核的な事業基盤と位置付ける JA、信金・信組、生協の主要 3 チャネルからの収入保険料は全体

の 4 割を占めている。JA チャネルでは、組合員向けの団体傷害保険や長期火災保険、農業経営リスクに

対する商品・サービスの提供などを通じて、JA 共済連の保障機能を補完している。また、信金・信組、

生協チャネルでは、傷害保険を中心に補償提供を行っており、協同組合、協同組織諸団体との良好な関係

を維持している。今後も特色のある専用商品の提供などを通じた連携により、主要3チャネルの基盤が強

化されると見込まれる。一方、自動車保険の拡販につながる整備工場や専業代理店などの一般チャネルの 販売網の拡充も進んでおり、事業基盤が強化されている。

(3) 正味収入保険料の4割弱を占める主力の自動車保険では、過年度の料率改定効果の浸透などにより収益性

の改善が進んでいる。同じく2割を占める傷害保険では、引受条件の見直しなどによる損害率の改善効果

がみられるが、収益性には依然として改善の余地がある。当社では、収益性を踏まえた制度改定を行うな

ど損害率の改善に向けた取り組みを進めており、JCRはその成果を見守っていく。もっとも、コンバイン

ド・レシオは 90%台半ばで推移しており、保険本業の収益性は改善傾向にあり、自然災害の影響を除け

ば、当面は底堅い収益を確保することは可能とみられる。

(4) 資産運用面では、信用力と流動性が高い円建債券を中心とする運用を行っている。収益力の低下を抑制す

るために、外国証券や投資信託への分散投資を行っているが、上限を設定するなど保守的な運用姿勢を維 持している。低金利環境が長期化するなかでも、過度なリスクテイクはみられず、有価証券にかかるリス

ク量は総じて管理可能な水準とJCRはみている。

(5) 中核的な自己資本は各種準備金の積み立てを含む内部留保の蓄積により増加しており、リスク量対比で問

題のない水準にある。課題であった繰越欠損金は解消した。ソルベンシー・マージン比率においては有価 証券評価益の寄与が大きいものの、比較的高い水準が維持されている。経済価値ベースでの主要リスクの

計測に取り組み、リスク量対比でみた収益性指標の活用に向けた態勢整備を進めるなど ERM が浸透しつ

つある。JCRはリスク・リターン分析を踏まえた経営戦略などERM の活用状況に注目していく。

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https://www.jcr.co.jp/

■格付対象

発行体:共栄火災海上保険株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A+ 安定的

保険金支払能力 A+ 安定的

対象 発行限度額 格付

コマーシャルペーパー 150 億円 J-1+

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年4月23日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:宮尾 知浩

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の 種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、 「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「損害保険」(2013年7月1日)、「親子関係にある子会社 の格付け」(2007年12月14日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 共栄火災海上保険株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。 本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性 の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入 手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、 独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、 的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、 金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因 のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として 発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

参照

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